今回は、TLV-NEOのスカイラインジャパン4ドアを紹介します。

 以下の記事は2015年11月14日にこのミニカーを買った時に、当時のブログに上げたものです。


 TLVからスカイラインの「ジャパン」4ドア仕様がリリースされました。
DSCN9169_201511141859381ea.jpg

 前期型後期形が各2タイプ、更に「荻窪魂」「特捜最前線」仕様まで登場するという気合入りまくりのリリースです。
 「困った時のスカイライン」ではないでしょうが4ドアのクルマのミニカーかとしてはかなり異例なことではないかと思います。

 私が買ったのは前期型後期形各1タイプと「特捜仕様」
 最近のTLVの高騰ぶりを反映して車種を絞り込まざるを得ませんでした。

 さて、ここからは個人的な思い出ばなしを絡ませつつ書いていきたいと思います。

 世間一般に「もっとも多感な年齢」とか言われる時期、私にとってスカイラインで言えばジャパンからR30辺りまでの時期がこれに相当します。
 そのせいかこの2者の時期のスカイラインがリアルタイムで最も強い印象を残します。

 (ハコスカはGT-Rのイメージよりも「そこいらのタクシーでよく見かけた」4気筒モデルが、ケンメリは「流星人間ゾーンのマイティライナー」のイメージが強い)
DSCN9168.jpg
 
 大人気だったケンメリがジャパンにモデルチェンジしたのは確か77年の秋ごろだったと記憶しています。
 それまでプロポーション的にファストバック風のボディラインを残したケンメリのHTからそれなりにプレーンな3ボックススタイルに回帰したジャパンHTは個人的に「ケンメリとハコスカを折衷して進化させた」様なイメージがあります。
 ケンメリほどアグレッシブではない物のシャープなボディラインにこれまたシャープな造形のサーフィンラインを配した側面は当時はそれなりに未来的な印象がありました。
(加えてこの当時はESVと呼ばれた安全装備車に習った、パッシブセーフティを意識して大型バンパーが装備され始めた時期ですが、ダルマセリカが無理やりに後付けした様なバンパーを装着して折角の流麗なラインをぶち壊していた」のに比べると最初から大型バンパー装備を前提にデザインされていたらしいジャパンのそれは違和感も最小限で結構似合っていた記憶があります。

 上述の様に当時はスカイラインと言うと結構タクシー需要が多かったクルマでしたのでデザインの進化を実感するのが「タクシーの変化」だったのも当時の印象です。
 (但しタクシー仕様はショートノーズの4気筒モデルばかりでしたが)

 当時石油ショックと排ガス規制の波で大概のGTカーがカッコはそのままで馬力だけが下がる状況だった中ジャパンの辺りからGTカー全体の復調が見え始めた気もありました。
 (そういえばギャランΛや二代目コスモ、RX-7が登場したのもこの前後2年位の合間でした)
DSCN9170_20151114185941b45.jpg

 思い出ばなしはそれ位にして、
 今回の初期型GTは白を選びました。
 当時よく見かけたカラーリングと言うのが選択理由でしたが個人的には銀色が欲しかった所です。

 造形面では今回もよく頑張っていると思います。

DSCN9168