今回は、TLV-NEOの70カローラGTを紹介します。

 以下の記事は2016年12月11日にこのミニカーを買った時に、当時のブログに上げたものです。

先日到着したTLV-NEOから
 70カローラのGT仕様です。
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 当時からTE71レビン&トレノにクーペボディが設定されていましたが、FRとしては最後に当たる70系カローラセダンにも同様のエンジンを搭載した「GT」と言うグレードがありました。
 「カローラにGT」というのは後のFF化でちょくちょく設定されるグレードになりましたが、FR時代のセダンでGTが設定されていたのは私の知る限りではこの70くらいだった気がします(初代から30までのカローラセダンにGTが存在していたか、どなたか詳しい方ご教示願います)
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 とはいえ恰好を見る限りではエンブレムとマフラーかいったくらいしかGTの特徴は見当たりません。
 というか「走らせて見ないとわからない」くらいに「普通のカローラ」なのです。

 この当時はエアロパーツはおろかドアミラーすら認可されていなかった時代、今の様にカタログモデルに「ホットバージョンだからフルエアロにしました」とか「フェンダーを広げました」とか言った「それっぽいカッコ」にすることがなかなか難しかった時期でもあります。
 増してやソアラの登場前夜だったこの時期、RX-7の様な純粋なスポーツモデルを別にするとこの種のホットモデルを出す事自体に勇気の要った事は想像に難くありません。
 恐らくはその結果が「中身に比べて地味なスポーツセダン」という70カローラのGTの印象に繋がっている気もします。
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 ですが、私個人はこういうのは好きだったりします。
 「見た目は地味でも中身は速い」というのはなんだか「水戸黄門の印籠」みたいな感じがしますし。
 モデルの造形自体は「いつものTLV」
 と言いますか過去の色々とリリースされたカローラ70とほぼ同じなので書き加える所が思いつかないのです。
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